生活保護の相談・申請

生活保護の相談時に持っていくべきものは何か?

こんにちは、元生活保護ケースワーカーの坂本です。

今回は生活保護の相談に行く場合持っていくべき物について書いていきます。

必要なもの・資料を持っていかないと、保護の申請要件を満たしているかも分からないことから申請が難しく、必要な助言が受けられない状態になってしまうことも考えられます。

今回は元生活保護ケースワーカーの自分が考える生活保護相談時に持っていくといいアイテムを列記していきますので参考にしていただければ幸いです。

基本的にお金にかかわる書類は持っていった方がいい

これから生活保護の相談・申請時に持参した方がいい書類について列挙していきます。

必要となるものは一言で表すとハンコ・身分証・お金に関わる書類です。

以下書かれているもの以外で持っていくか迷った場合はお手数でも持参した方がうまくいくと思います。

必ず持っていくべきもの

以下に列挙するのは生活保護の相談時及び申請時に持っていくべきものです。

特に通帳やキャッシュカードなどお金に関わる書類は生活保護の要否判断に影響するため、持参しないと相談が成立しなくなることが考えられます。

全員が持っていくべきもの

  • 通帳(記帳済のもの)
  • キャッシュカード
  • マイナンバーカード
  • 年金手帳(基礎年金番号通知書)
  • 印鑑(押印廃止の流れですが一応)
  • 健康保険証
  • 手持ちのお金

所持・所有しているなら持っていくべきもの

  • 賃貸借契約書(アパートの契約書)
  • 免許証
  • 障害者手帳
  • 自立支援受給者証
  • 生命保険等の証書
  • 車検証

持っていくといいもの

次に持参するといいものについて挙げておきます。

  • 飲み物
  • メモ帳
  • ペン
  • (持病等あれば)それらが分かるもの

書類を持っていない・紛失した場合などは後日の提出が求められることも

これらの書類を持っていない・紛失した場合については保護を申請したあとに持ってくるよう求められることもあります。

また、これら以外の書類の提出も場合によって求められるかもしれません。

まとめ:持っていけばいいか不安なものは全部持参しよう

相談時、持っていったほうがいいか分からない書類もあるでしょう。

「これ…持っていったほうがいいかなあ?」と思う物があれば持参すべきです。

再度提出になったり重要書類で取りに帰ってもらったりすることも実務上ではしばしば。

お互いに時間をロスしてしまうため、不明な書類は持参すべきです。

公務員には法律上の守秘義務があるため、恥ずかしい書類でもそれを他人に話したりするなんてことはないので安心してください。