こんにちは、坂本と申します。
自分は生活保護課・社協出向など新卒から5年間地方の小さな市役所にいました。
現在は転職して大企業で人事職をしています。
自分が市役所をやめようと思ったきっかけとしては色々ありますが、その中でも特に大きかった原因として「庁内でのパワハラの跋扈とそれにたいする人事の無策」があげられます。
パワハラ自体が発生することも問題ですが、それに対して加害者に対しての懲罰・被害者に対しての救済が行われず、今後自分が仕事を続ける中で当該加害者のターゲットとなる不安、転職のできない年齢になったさいに逃げることもできない場合の立ち回りなどを考えると逃げられるうちに逃げたほうがいいと考え転職に踏み切りました。
パワハラの放置、被害者の隠蔽工作
自分が勤めていた自治体はパワハラを放置・隠蔽することが非常に多かったです。
パワハラ自体があることはともかく、人事部門・上長の対応が全くなされていないことから今後自分が被害者になる可能性があることとして将来に不安を覚えたのが辞めるにあたっての1つの大きな原因です。
200人の職員数にもかかわらず5年間で同じ上司によって5名が休職・退職に追い込まれていたにも関わらず、人事として対応はしていませんでした。
自分は現在民間企業の人事職をしておりますが、こんなふざけた対応をすることは絶対にありません。
人事部はパワハラ加害者への対応を一切しなかった
市役所のパワハラ加害者は課長級が多いのではないかと思います。
自分が知っているだけでも勤めていた5年間で5名を休職・退職させた伝説のパワハラ女課長がいました。
自分でさえも内線や研修などで威圧されるなどの被害を実際に受けています。
5年間で5名の退職者はあくまでも自分が在職していたときの人数。
「寿退社」として逃げるように去った女性職員を含めるともっと多いでしょう。
これらに対して管理職であることが理由であったためか、人事部はほぼなんの対応も行っていませんでした。
パワハラ被害者への対応が不十分、たいてい退職してしまう
パワハラ被害者に対しても、不満を述べているだけでは何も対応してくれず、休職してからやっと問題として把握するありさま。
休職→退職の流れになった職員も数多くいます。
とても優秀で明るかった先輩が1年休職し、そのまま体調が好転せず退職になったわけです。
それでもおとがめなし。役所においては備品を壊すより人間を壊すほうが罪が軽いのです。
繰り返しますが現在自分が勤めている民間企業ではこういった対応はありえないものです。
すぐに引き離しをかけるうえ加害者に対しては厳正な処分がくだされます。
身内に甘く、上に甘い、市役所のパワハラ・セクハラ、そしてそれに対する対応は中小企業未満です。
それでもいいなら市役所を受けてみてもいいかもしれません。